あたしの豹変執事
すると、黒崎さんは突然溜息をつくと、あたしのベッドにどかっと座り込んだ。

「!?!?」

あたしが驚いて声も出せないでいると、黒崎さんはさもめんどくさそうにネクタイを緩め、ボタンを外した。


あたしはその様子から目を離せないでいた。
「ちょ・・・ちょっと!あんた何してんの!?」

あたしの部屋で何勝手にくつろいでんのよ!!


「何って・・・別に。めんどくせえし。」


はあ!?!?!?


あたしの中はクエスチョンマークでいっぱいだった。

何コイツ!?初めて来た家で何くつろいでんのよ!
ていうか、あたしの執事のくせに!!
仕事中でしょ!!!!!!!



「あんたあたしの執事でしょ!?」

あたしが思わず声を上げるとあたしの口を何かが覆った。


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