そよ風とともに
つられて私も立ち上がった。が、泣いていたからか ふらついてしまった。
「大丈夫か?ほれ」
そういって 手を差し出してくれた。
「えっ?」
差し出された手をぽかんと見ていたら ニャッといたずらな笑みをしながら私の手を引っ張って繋いでくれた。
なんだか恥ずかしくて俯いてしまった。
「照れてんの?今の状況っさ、周りから見たらけんかしたカップルが仲直り出来たって感じに見えてんのかな?」
ははっ、確かに…
そう見えるかも…
今きっと耳まで真っ赤になってると思う…余計恥ずかしくなったけど 繋いだ手を離すこともできず そのまま引っ張られるように公園をあとにした。
どのくらい歩いたのか いつの間にか駅前までやってきた。
「大丈夫か?ほれ」
そういって 手を差し出してくれた。
「えっ?」
差し出された手をぽかんと見ていたら ニャッといたずらな笑みをしながら私の手を引っ張って繋いでくれた。
なんだか恥ずかしくて俯いてしまった。
「照れてんの?今の状況っさ、周りから見たらけんかしたカップルが仲直り出来たって感じに見えてんのかな?」
ははっ、確かに…
そう見えるかも…
今きっと耳まで真っ赤になってると思う…余計恥ずかしくなったけど 繋いだ手を離すこともできず そのまま引っ張られるように公園をあとにした。
どのくらい歩いたのか いつの間にか駅前までやってきた。