そよ風とともに
なんと!

お父さんめったに人に電話とかしなかったのに…

昔を思い出していると

「明日の試合二人で観に行くことにしたんだ。どんな形でも見届けるつもりなんだ。」って

父は昔から霊感みたいなものがあったから 何か予感してたのかもしれない…

「もしもこの先美咲が何か悩んだり壁にぶつかったりしたら助けてやってほしい」

そうおじさんにお願いしてた。自分たちの事より私の心配をいつもしてくれていた両親。

また涙が溢れてきた。
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