そよ風とともに
手土産の菓子箱を渡そうとしたら

「あぁ、渉さんから聞いてる。っつうかそれ食い物?」
視線は菓子箱…

そっちかぃ!と思いつつ
「はい、マドレーヌですけど…」

渡そうとしたら
「サンキュー♪渉さんから頼まれてるから これ食べたらすぐに用意するから!う~~ん…15分くらい待ってて」

ガチャン

玄関は閉まってしまった!


はぁ~?

どいうこと?

頭の中 ハテナマーク満載のまま部屋へと戻った





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