そよ風とともに
「うゎ~~!大丈夫か?っうか何でつったってんだぁ?」

うずくまっている私の顔を覗きこむようにかがんみこんできた


「考えごとしてたから…大丈夫ですから…ちょっ,ちょっと離れてもらえません?」

近いって!心臓バクバクしてんぢゃん

「わりぃ もしかして渉さんのこと?まぁ ゆっくりおしえてやるょ。さぁ 行こうぜ」


そういって すたすたと歩き始めた。

はて?何処へ?


とりあえず鞄を持って彼を追いかけた。


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