【甘短編】危険な教師~俺様を挑発してみな?やれるならな?~①
それからあたしが、連れてこられた場所は、先生のマンションだった。そこには犬が居て、好きなのかと思えば嫌いなんて言う。



矛盾した言葉にあたしは苦笑いしたのだった。



「座んねーのか?」



「座る!座ります…」


慌てて言うと、先生は笑う。また胸がドクンドクンと高鳴る。



なんでだろう?気のせいだよね?あたし病気とかって落ちじゃないよね?



「そういや背中洗いしてくれんだろ?」



あたしが座るとそう言って来た。



背中!?イヤだって言ったのに!



「イヤなのか?」



しゅんとしながら先生は言った。全身から伝わる負のオーラ。
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