桜が舞う頃に

部屋にはあたし、優也以外は誰もいなくなった。
「あ、このイス、いいよ??」
会話をしようと思いベットの隣にあったイスを優也の方へ近づける。
「あのさ、詳しく教えてくれない??」
「・・・・何を??」
「俺が美衣に連れて行かれたときお前が走ってどこかに行ったこと」
「それは。。。やっぱ他の公園がいいと思って探しにいこうと思ったの♪」
「あのさ、俺と美衣、付き合ってるんだよね。。。。」
「え??!」
「正しく言えば告られた」
「・・・・」
「って言うのは嘘で。告られたっていうのは事実。
 けど、振った」
「良かったぁ。。。。♪」
「聞いていい?」
「??」
「何で俺が美衣を振ったって言ったら安心そうな顔をするの??」
そんなの、答えれないよ。。。。。。。
「それは。。。。。」
「俺、夏凜が好きだよ。。。。」
「。。。。ぇ」
「夏凜が好き。夏凜の口から俺が好きって言うのを聞きたかった。」
「あたしが好きだって言うこと、知っていたの??」
「だいぶ前から」
「えぇッ???!!!」
「あのさぁ、付き合ってくれるよな??」
「もちろんッ★」
「おっめでと-♪」
ドアが勢いよく開いた。
「ちょっ、聞いたいたの??」
「もちろん★」
聞き耳をたてられていた。。。。。
けれど、許す★


あたし達のスタートラインはここから。。。。。★
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