サクラサク -SAKURA-
苦しくて、



切なくて、



あたしは教室から出ると、全速力で廊下を駆け抜けた。



そして1年前、“君”に悪戯ばかりしてたサクラの木の下に辿り着いた瞬間、



あたしの瞳からは涙が零れ落ちた。

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