秘密☆年上彼女

湖は澄んでいて綺麗で…

自転車を置いて、俺とハルカちゃんは手を繋いで、
湖に近付いて行った
俺は気付かなかったけど、俺達に続いて2人も手を繋いでいた…らしい(ハルキ談)


湖を見渡して、
小さな丘を見付けて、
俺達はそこに腰を下ろした。


シートを敷いて、ボックスを広げる。
中にはおいしそうなサンドイッチと、フライドポテト
オレンジジュースが入っていた。

こんなに重たそうな物をユキさんに持たせてしまっていたのか……

「すみません、ユキさん。ボックス重かったですよね…」

「えっあたし??
ぜーんぜん?
全部ハルキが持ってくれたから大丈夫」

「ハルキ…
お前やるなぁ♪」

「ちょっコウタっっ
黙りやがれ!!」

「良いではないか親友♪」

皆で笑いあって楽しい時間だった。
ユキさんは言葉使いは悪いけど、とても優しくて良い人だった。

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