秘密☆年上彼女


練りに練った作戦…
でも、こんなんで上手くいくのか…??

飯を食い終わった俺達は一度部屋に戻ってから、
俺達の彼女の所へ向かった。

2人は明るく笑いながら、お互いを小突いていた。

なんだか2人の周りにだけ
小っちゃな花が飛び交っていて、なんとも言えない、ふんわりした気持ちになった。
(萌え、と呼ばれます)

ボーっと立っていると、ある事に気が付いた。

周りの野郎どもの視線が、2人に集中している。

ユキさんは自覚してるかもしれないけど、
ハルカちゃん、自分がカワイイ事に全然気付いてねぇんだよな……


俺は複雑な思いを抱きながら、少し優越感に浸りながら、ハルカちゃんに近寄って行った。

< 42 / 113 >

この作品をシェア

pagetop