秘密☆年上彼女

花火に火をつける…

シューッッ


手持ち花火だけじゃなくて、打ち上げるやつもやりたかったな……

「こーたくーん♪
花火がキラキラー♪」

なんかハルカちゃんいつもより、テンション高いな…
花火楽しんでくれてるみたいだから、良かった♪

「コウタ…ちょっと…」

「ユキさん…どうかしましたか??」

「ちょっとユキ!!
あたしのコウタくんに触らないで!!」

ハルカちゃんって、こんな大胆だったっけ…??

「ハルキ、ちょっとハルカを頼んだよ」

「えっ!ユキちゃん!!」



「ユキさん…ハルカちゃん、どうしたんですか??」

「ここ来る前にさ…
私達、友達に飲まされたんだよね…」

「飲むって…っ酒!?」

「他に何かあんの??」

「無いです…
じゃあ花火は中止しないとですね…」

「いや、違うの!!」

「へ…?」

「今日はキャンプをするのよ!!」

「キャ…キャンプ!?」

「そう
酒臭かったらバレるでしょ??」

「バレる…??」

「教師どもに決まってんだろーが
各階の女子の部屋、男子の部屋には見回りがあるっしょ??
他の子達は知らないけど、私達はバレたくないし
だからキャンプ機材を取りに行くよ」

「今からすか!?」

「たりめーだろ」

「はい…;;」


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