秘密☆年上彼女

「校長先生、ご機嫌はいかがですか??」

「とても楽しいですわ
どうかしましたの??」

「わたくし、実は星に興味があるんですの。本日はお天気が良かったので、星空を眺めながら寝たいんです。
もしよろしければ、キャンプの機材を貸して頂けませんか??」

「なんて素晴らしい事ですこと!!
あら、いつも一緒にいらっしゃる方は??」

「彼女も星が大好きだそうですわ」

「えっと…彼女も学年一位の橋本様でしたわね、彼女も星を眺めるのが好きなのですか
学年トップの2人のお願い事、邪険には出来ませんわ」

「まぁ!!嬉しいですわ、機材の場所を教えて頂けますか…??」







「ユキさん…
いつものユキさんじゃなかった…」

「私達とハルカは校長のお気に入りだから、何でもOKなのよ
だから言葉遣いだけでも正さなきゃね」

「お気に入りですか…」

「私達いつも学年トップだからねー」

「トップって、2人共って無理じゃないすか??」

「どうして??」

「あっ!!
交互とかですか??
じゃなきゃ、毎回一緒の点数なんて取れないっすよねー」

「取れちゃうんだけど」

「毎回一緒!?」

「そうだっつってんだろ
毎回満点取ればどっちも一位だろ」

「なるほど!!
って……えぇ!?
ユキさん…マジで一位なんすか!!??」

「なんで私の名前だけあげんだよ」

「いや、ハルカちゃんもですけど!!」

「私達何気に、頭良いんだから♪」

「ははっ…ははは…」

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