秘密☆年上彼女

でも、このまんま引き下がるわけには行かない!!

だって俺は男だから!!
(↑特に意味は無い)

何かサプライズ的な感じで驚かせて…
勢い的に、何かこう…お姉様を追い込むような……


!!


「ハルカ…ちゃん!」

「ちゃん…いらない…」

「はっ…遥!!」

「うむ、よろしい(笑)」

「遥…写真撮らない??」

「そうだね!!
コウタ、そこ立って!!」

「えっ…うん…」

「はいっチーズ!!」

「えっ!?」

パシャッ

「うん、撮れてる♪」

「じゃなくて、2人で撮ろうって事なんだけどな……」

「やだ」

「やだ!?
なっなんで…??」

「写真嫌いだもん」

「なんで??」

「だって…
コウタかっこいいのに、私隣で失礼…」

「はい!?
遥、自覚しろって言ったじゃん」

「でもさ…
私、本当にかわいくな…きゃあ!?」

「本当に自覚するまで降ろさないかんな」

やっべー!!
作戦とは違うけど、俺、遥お姫様だっこ!?
しちゃったよ!!!

俺って真面目にバカなんじゃねぇか!?

「おっ降ろしてー!!」

「じゃあ自覚した??」

「した!!
してないけどっ」

「じゃあダメだな」

でも…
意地悪のチャンス♪

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