秘密☆年上彼女

「すぐ近くなのに…」

「まぁ車の方が早いからさ♪」

「そうだけど…」

俺達は再び、
横山の回してくれた車
に乗って遥の家へ向かう

「ママ!!」

「………。」

なぜか目が
パチクリしているママさん…
ハルキに似ていて、愛嬌がある顔立ちだ…

「お久しぶりです、遥のお母さん」

「ユキちゃん!!
あなたのお家って…」

「父の再婚が決まったんです。それで、母になる人の家から来たので、少し大袈裟になってしまいました。
弟になります、コウタと言います。」

「はじめまして、弟のコウタです。
立ち話もなんですから、一度車に乗られませんか?」

「えっ…ええ…
良いのかしら……」

「もちろんです。
どうぞ。」

「…失礼します」

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