秘密☆年上彼女
「えっと…
娘が言っていたのは…」
「はい、遥さんだけでなくハルキ君もどうですか??
ハルキ君には、同じクラスで仲良くさせて頂いているんです…」
「そうでしたか…
ハルキが大変お世話になっています」
「母ちゃん!!
ユキちゃんにも言ってくれよ、俺の彼女さんだぜ♪」
「まぁユキちゃんが!!
ごめんね、頼りがいも無いバカな子で…」
「ひっでぇな!!
んで、コウタは姉貴と付き合ってんだぜ」
「まぁ!!
毎日楽しそうにしていたから、彼がいるのかなって思っていたけれど、まさか本当にね…
どうぞよろしくお願いします」
「いえっ
僕の方が遥さんに良くして頂いているんです。
あと、さっきの話なのですが…
着いてしまいましたから、どうぞ、ぜひ上がって頂けませんか??」
「なんだか、申し訳ない気が…」
「お気になさらないで下さい。
横山、田中と渡辺に居間にお茶を出すように伝えてくれるか??」
「かしこまりました」
「なんて素敵な…広いお部屋でしょう」
「ありがとうございます。どうぞ紅茶とクッキーを…
それでは、さっきの話ですが、僕は遥さんとお付き合いさせて頂いてます。この場での挨拶、失礼しました。」
「いえ、とんでもないです。」
「すみません…
きっと一番に心配されていると思うので、お話ししますが、僕達は規律のある生活を送りたいと思っていますので安心して頂いて大丈夫です」
「まぁ…
コウタ君から先に言って頂けて本当に安心しました。
私も本当は2人だけで留守番させるのも心配だったので、そう言って頂けて本当に良かった。
子供達の事よろしくお願いします。」
「今日中に母から連絡させて頂きます。」
「ご丁寧にありがとう。
生活費などは後ほど「いえ、結構です
そのようなこと、お気になさらないで下さい。」
「しかし…」
「本当に結構です。」
「そう…
では、2人をよろしくお願いします。
私は、そろそろ失礼します。
2人とも、ご迷惑かけないようにね。あと体調には気を付けて。勉強も頑張るのよ。
では、失礼します。」
「横山、車だ。」
「かしこまりました。」