秘密☆年上彼女
そんなハルキの呟きは無視して、俺は階段を降りて
ダイニングへ向かった
「せ…先生!?」
「あら橋本くん」
言い忘れてた……
「これ
俺の母ちゃ…じゃなくて、ママ……」
「ま…ママ!?
全然知らなかった…
雄介が聞いたら、ショック死するよ…」
「そうかもな…」
雄介とは、同じクラスで
ママに熱を上げてる勇者君だ……
「えっと橋本くんは、ユキと付き合ってるのよね…??」
「パパが言ったのね」
「そうよ
えっと…あなたは橋本くんのご姉弟で…学年トップの……
なんて可愛らしい…」
「いえ、とんでもないです!!」
「俺、遥と付き合ってんだ」
「まぁ光太に彼女!!
珍しい事もあるものだわ」
「るせぇな…
パパは??」
「今荷物整理してる
遥ちゃんと春樹(ハルキ)くんのご両親に今電話してくるわね
片付けありがとう
今日は、せっかくだし外食にしましょう」
「分かった
また後で降りて来るよ
横山、桜の部屋に何かジュースと、ケーキでも持って来てくれないか??」
「かしこまりました
4つずつでよろしいでしょうか??」
「ケーキは…2種類を4つずつにしてくれるか??」
「承知致しました」