【短編】HIKARI
そして、しばらくしてから
「あったり前だろぉ!?」
石田はあたしのほうへきて、頭をクシャクシャと撫でた。
「お前たちの中学校生活最後のこの一年……卒業するまでイヤっていうほど見守ってやんよーっ!」
満面の笑みだった。
つられてあたしも笑顔になる。
石田………
ありがとう。
あたしはあなたに人として大切なことを教わった。
そして石田からたくさんの優しさや思いやりをもらったね。
石田 輝。
“ひかる”って
本当にあなたにぴったりな名前だね。
これから先
石田から学んだことを生かして
歩いていけるといいな………
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