完璧彼氏


痛ったい…
って誰かにぶつかっっちゃったんだ!

「あ、あの…すいません、私急いでて…」
「いいよ、よそ見してた俺も悪いし」

俺って…声も低いし、男の子だったんだ…。

「ごめんね?」
『彼』はズボンを叩きながらニコッと笑う。

「大丈夫だよ♪君こそ平気?」

「うん、平気…」


改めて顔を見てみると、私の心臓は跳ね上がった。

だって…めちゃめちゃカッコいいんだもん…。


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