ドラム女の過去~不良のあいつ~


「図星じゃないよな?まさか」


陸也は秋を見透かすような目で見る。


「いやっ、そんなことないじゃん!」


すると陸也はニコッと笑う。


「だよな~!だって俺のこと好きなんだもんな~」

そう秋に言い寄る。


「うんっ」


ーなんか・・・・怖い・・・


意味ありげな笑みを浮かべる陸也。


「じゃ別れるのはナシで。
 今日メールすっから」


そういって早々と秋の前から去っていった。


「・・・・・陸也・・・・?」


秋は陸也の異変に恐怖を覚えた。







< 114 / 163 >

この作品をシェア

pagetop