ドラム女の過去~不良のあいつ~


水族館につくと
中は青白いライトで水槽が照らされてた。


ー彼氏とこんなとこにこれるなんて・・・
 まじ幸せすぎ・・・・


秋は水槽の前に飛び込んでいった。

きれいな魚の群れ。

「きれーい!」

「そやな」


秋は次の水槽に歩きだそうとしたとき
陸也が口を開いた。


「あのさっ」

「ん?」

秋は陸也を振り返る。

「・・・・・手ェつながない?」

ーえっ・・・(/////)

「あっ・・・・うんっ・・・いいよっ!(///////)」

赤面する秋。

「じゃあ」

そういって
秋の手をとり
優しく握った。

陸也の心臓の音が聞こえるようだった。






< 88 / 163 >

この作品をシェア

pagetop