ドラム女の過去~不良のあいつ~
秋は驚いて
陸也を見つめた。
「えっ?」
「手ェつなぐの嫌だった?」
陸也は思いもよらない質問をぶつけてきた。
「そんなことないよ!?」
両手を上下に振る秋。
「そっか!」
ニコッと照れるように笑う陸也。
そこからは会話も順調に進み
いいムードだった。
水族館に行ったあとはゲーセンや
公園に行ったりした。
「やっべ!俺かなり金使ったんだけど・・・」
あせるように財布を覗く陸也。
「うちもだよ!」
「まー帰りの電車代くらいはあるか」
そして2人で電車に乗り込んだ。