ドラム女の過去~不良のあいつ~



そして秋の家の前につく。


「ごめん!わざわざ送ってくれて・・・」

秋は両手を前であわせた。

「いいっていいって!雨のおかげで
 深川と長くいれたわけだし★」

すこし照れながらそっぽを向いて言う彼。

「・・・・ありがとっ!」


そういってその日は別れた。




自分の部屋に入った途端
秋はベッドに倒れこむ。


ーまぢ楽しかったあ・・・・


つないだ手を見つめる。

ーさっきまでここに陸也の手、あったんだ・・・


そう思い一人ニヤける秋。


そうして家について30分ほどしたあとに
ふとパソコンをひらいてみた。


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