strike×ZONE
オーディション当日ー

ドキドキしてきた。
だって数え切れないぐらいの可愛い子がいるんだもん。
もちろん、私より大人っぽい。
多分、私が最年少なんだろう。
だってさっきからコソコソ言われてる気がするから。

『このオーディションが受かったら心哉に告る!』

そう私は決心していた。
受かる可能性は低い。
でも、一生懸命練習したんだもん。
大丈夫。
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