続:お嬢様☆執事
「ちょ…まだ?」
「もう少し」
「それ何回目ー?もう…」
それにしても、いっこも目的地に着かない。一人だったら私、迷うな…。永遠と廊下と扉が続いている。
「あ、着いたよ」
二人が立ち止まった場所。
ピッ
何やら創也はパスワードを入力し、更にカードをスライドさせた。
ピピピッ
そして、その扉は自動的に開く。
「社長!お疲れ様です」
そこにはいくつものパソコン。色んな種類のお菓子。そして、人が8人くらいいた。
「ここは簡単に言うとお菓子の発明場所」
うわー…私の憧れだぁ。
沙羅は呆然としていた。
「紹介するよ。この子は白石沙羅って言う子。あの白石建設の娘だよ」
簡単に創也は説明した。
「それは本当ですか!?」
「あの白石財閥の…」
皆が沙羅を見つめる。