続:お嬢様☆執事
…。
どうしよ、純の横顔に見とれてしまう。
軽そうな奴なのになんだか真面目な顔して仕事してる…。
「…ん?」
純が沙羅が自分を見つめていることに気づく。
「あっ、いやっ、なんでもないっ」
恥ずかしさのあまり、うつむいた。
「…」
「?」
ポンポンと純は沙羅の頭をなでた。
「あーあ、創也くんが羨ましいよ」
「?」
それはどういうこと?
ピッ
と機械音が聞こえた。
「あ、帰ってきたぜ」
純は立ち上がって休憩室へと向かった。