続:お嬢様☆執事
翌日。あらかじめメルアドを教えていた純からメールが来た。
<今日、会社に来い。絶対だぞ?創也もいるから。今からな!>
…怖い。創也に会うのが怖い。
「終わりだ」って言われたらどうしよう。
「宮根さんが好きだ」って言われたらどうしよう。
絶えられない。私、ダメだなぁ…。創也のこと、一個も信じてない。
…大丈夫。行かなきゃ。逃げちゃダメ…。
もやもやする気持ちを抑え、沙羅は家を出た。