続:お嬢様☆執事

「…来たな」



会社の入口には純がいた。



「うん…」



沙羅はうつむいた。



「俺についてこい」



純は沙羅の手首を掴む。



やっぱり怖いよ…。



手がかすかに震えてしまう。



「…大丈夫だから。俺がいる。逃げんなよ?」



コクリと小さく頷いた。



「じゃ、行くぞ」



沙羅と純は創也の元へ行く。
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