続:お嬢様☆執事
「もういい…。もういいから。それ、聞けただけで十分…。ごめん。私も疑ってた…。でも、創也が好きなの…!!ずっと一緒にいてほしいの…!!創也…」
久しぶりの温もりが嬉しくてたまらない。
「沙羅、ごめん…。もう離さない」
「創也、好き…」
創也の胸に顔を埋める。
チュ…
創也は軽く、沙羅のおでこにキスをした。
「う…創也ぁ…」
もう悲しくなんかないのに涙が溢れる。きっと嬉し涙…。
「もう仲直りしたなー?」
純の声が聞こえる。
「純…」
「ったく、ラブラブなんだからよ…」
「純も謝りなさいよっ…!!」
「な、なんで俺も!?てか、謝ったじゃんかよ!!」
「俺には謝ってくれないの?」
「創也まで…」
「あーもう、すいませんでした!!いつまでもお幸せに!!!」
純は走ってそこから去ってしまった。