続:お嬢様☆執事
大切な家族
「ハッピーバレンタイン」
その言葉と共に渡すチョコ。
「あ、ありがとう。俺も」
創也からもあるみたい。逆チョコってやつ。
「やっぱりくれると思った」
創也は沙羅を抱きしめた。
「沙羅、好きだよ」
「そんなの分かってる。好き…」
「よし、行こう。お姉さんが待ってる」
「うん。そうだね」
そしてこの日は姉の結婚式でもある。
創也と沙羅は車に乗り込んだ。