続:お嬢様☆執事
ガチャ…
丁度、創也が玄関前に着いたとき、扉は開いた。
「…」
40、50歳くらいの女性がそこにいた。
なんで?なんで、この人は今にも泣きそうな顔をしているんだ?
その女性の目には涙がたまっていた。
「あの…私は「知ってるわ」
「?」
なんだろう、この人は。そして、なんだろう、この懐かしい気持ちは…。
「創也…」
なんでそんな懐かしく俺の名前を呼ぶ?
誰なんだ?この人は…。
創也はただ戸惑うばかりだった。
「まぁ…中に入ってちょうだい」
「はい…失礼いたします」
午前1時半。雨がやんだ頃、創也は真実を知ることになる。