隣の犬耳王子
犬耳王子


今日も空は青く、
白い雲が
点々と浮いている。

太陽はルンルン
輝いていて。

今にも踊り始めそう。



「…はぁ。」



僕は息を吐いた。

毎日毎日、城の中。

いい加減友達だって
欲しいもんだ。

たまには抜け出して
市場にだって行きたいな。
< 1 / 15 >

この作品をシェア

pagetop