隣の犬耳王子
うさ耳王子


朝起きると、城の中が
騒がしくメイド達が
走り回っていた。


「…何だ?」


僕はベッドから
起き上がって、
パジャマのまま部屋を出た。


「あの、何かあったの?」


扉を開けてすぐ
メイドを見つけた僕は、
聞いてみた。


「隣の国の、うさ耳王子が
急にお越しになりました。」


メイドはそう言った。


「ユキが来てるんだ!!
珍しいなぁ…。」
< 11 / 15 >

この作品をシェア

pagetop