生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
俺が帰って来てからそっちの流れにもってけばできないこともない。
むしろ、そっちの流れにして俺の下で乱れる千紗を毎日見たいほどだが、次の日千紗は、朝起きて学校に行かなくてはならないことを考えると、どうも手を出せないでいる。
だからって金曜の夜か土曜の夜に手を出せばいいのかもしれないが千紗に拒まれてしまう。
でも、今日は違う
日付が変わる前までにたくさん愛してあげようじゃないか。
濡れた髪を拭きながらリビングにつながるドアを開けば、千紗の姿が見当たらない。
もしかして…と思い、ソファーを覗き込めば案の定気持ちよさそうに眠っているではないか。
いつもはポニーテールにしている綺麗な栗色の長い髪をおろし、両足を抱えるようにソファーに横になっている。
「……………まじかよ」
ソファーの横に座り、千紗の顔をまじまじと見る。