時には、こんな始まり方も
……!?
だけどよく見ると、寝返りをうった雫の肩も腕も鎖骨も素肌が見えている。
そして着ていたはずの服がベッドサイドのテーブルに置いてあった。
ちょっと待て…。
なんで裸で寝るんだよーーー!?
このまま雫の側にいたら堪えられない…………そう思った俺はうなだれながらソファーに移動した。
雫の白い肌が目に焼き付いて離れない。
ああーーーもう!!
これじゃ拷問と同じだーーー!!
だけど夜はまだまだ長く、俺は一睡も出来ないまま朝を迎える事になる。