時には、こんな始まり方も
どうしよう!?

なんで何にも覚えてないのよ!!

私のバカーーー!!



「そうだ。まだ時間あるし雫もシャワー浴びてくる?」


私の気持ちなんて知らないマサ君ったら、呑気な事言ってるし。


「…いい。」


そう答えるのが精一杯だった。



だって、酒の勢いとはいえ自分から誘うなんて、ただの"軽い女"じゃん!?


私は真剣にマサ君が好きなのに、こんな関係になっちゃって…。





「じゃあ………とりあえず出ようか?」




え?

出るって、勿論一緒にだよね?

駄目、駄目だよ、絶対!

< 9 / 66 >

この作品をシェア

pagetop