Dな彼女は僕のもの

 「はい…ではここまで…午後からは各々自習にします、もし帰るのであれば届けを提出するように」

 「起立、礼」

 「麻紀ちゃん、自習って?」
 「はぁ…授業体制くらい…」

そこまで言って麻紀は諦めた

 「ここはまあ形だけみたいな高校よ?お嬢様を育てるって言うか、保護するみたいに、ね。だから午前中だけの授業で午後からは自由なの」
 「ふーん…麻紀ちゃんは何するの?」
 「うーん…てか由乃は副会長は決めたの?」


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