Dな彼女は僕のもの

 「なによ…逃げるみたいに…」

一人でつかつかと部屋に行く

 「先生、こんにちは」
 「来たね?こんにちは、由乃さん」

1台のピアノの前には背の高い男性が由乃を待っていた

 「…どうしました?なんか機嫌がよくないみたいですね?」
 「…さっき光が…」
 「光さんが?」

思い出すのが嫌だった

 「いえ、なんでもないです…」


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