ボクと僕。
○○未遂事件から…一週間…
中学初めての夏休みを満喫…してるはずだ…
あれから上原とは市立図書館で約束の勉強を毎日一緒にしていた。
あの時、頭突きで終わったことに…ほっとした僕と、もの足りないボク
お互い何も言わないけど…なんとなく距離感が変わった気がした。
「う~んん…んー…?」
でも、上原は勉強するときも精一杯なんだな…
「?…なんか言った?」
い、いやなんでもっ!
僕は慌て首を横に振る
なんでだろう…上原といるとこんなにも普段言わないことが口から出るんだ…
僕が僕じゃないような…そんな錯覚…
でも自然と気持ち良いんだ…
「これって…どういう意味なのかなぁ…?」
上原がさっと問題集を見せてくる。
揺れる髪。近い距離。
こんな状況で意識するなと言うほうが無理です…。
「難しい…?」
ぼーとしてる僕を気にしてるようで…
あぁ。ごめん;これはさ…こうして………
と、とにかく今は課題をやらないと…
だけど…こんなんじゃ集中できるわけがない…。
何とか打開策を考えない…と。
中学初めての夏休みを満喫…してるはずだ…
あれから上原とは市立図書館で約束の勉強を毎日一緒にしていた。
あの時、頭突きで終わったことに…ほっとした僕と、もの足りないボク
お互い何も言わないけど…なんとなく距離感が変わった気がした。
「う~んん…んー…?」
でも、上原は勉強するときも精一杯なんだな…
「?…なんか言った?」
い、いやなんでもっ!
僕は慌て首を横に振る
なんでだろう…上原といるとこんなにも普段言わないことが口から出るんだ…
僕が僕じゃないような…そんな錯覚…
でも自然と気持ち良いんだ…
「これって…どういう意味なのかなぁ…?」
上原がさっと問題集を見せてくる。
揺れる髪。近い距離。
こんな状況で意識するなと言うほうが無理です…。
「難しい…?」
ぼーとしてる僕を気にしてるようで…
あぁ。ごめん;これはさ…こうして………
と、とにかく今は課題をやらないと…
だけど…こんなんじゃ集中できるわけがない…。
何とか打開策を考えない…と。