ボクと僕。
通学路も
全然知らない道だった


いや、制服のせいかも…


よく知った顔も
首から下はまるで別人のようだった



同じような制服…
同じような鞄…


向かう先も同じなんだから
当たり前なんだよな…



それでも
この気持ち悪い違和感を抱えながら

僕も同じ場所を目指し歩くしかなかった
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