ボクと僕。
学校には面白いことはない
それはもう驚くくらいに退屈な毎日だ




強いて言えば…




「へぇ~?そんなことがね~」

「でしょ!?それでさぁ…」




なぜか…僕の席を囲ってタクミとハルカが僕の昔話に花を咲かせることが昼休みの恒例となっていた…



「昔からかわいいんだね~?」ハルカは悪魔な笑みを浮かべてらっしゃる…

ちょっハルカ!?それは誤解だ…僕はなぁ…




するとニヤニヤ顔したタクミが…

「ハルカだって…やらしいわぁ~…!」

もう…お前黙ってろぉ~!大体なぁ…


「わかったって。2人っきりにさせろってんだろ?はいはい悪かったねぇ…」
と、タクミは席を離れ廊下へ向かう…


ちょっと待てって!?そうじゃなくてだなぁ…!





そしてトドメをさすのはいつも…


「2人っきりじゃ…ダメなのかな…?」
なぜそこでボソッと呟く;


ハルカ。そうじゃなくてだなぁ…


て、いうか教室だし!2人っきりじゃないし!?









前言撤回…どこが退屈なもんか…


嵐のような毎日だよ…
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