ボクと僕。
「今日はありがと。後、ホントにゴメン」

明日は…ズル休みしませんって、ハルカが宣言して安心したから僕と坂田は帰ることにした。













ほどなく歩いたころ坂田が…


「あーあ…結局諦めちゃった」


待て…それは…


「いーのいーの。アンタみたいなヘタレにハルカを預けるのは癪だけど…」






坂田は急に立ち止まって…













「だから、これでいいの」








そう言って…見たこともない笑顔を見せた。

今までで一番、嬉しそうに…悲しそうに…





僕には…そんな坂田をみて…
どんな顔をしていればいいのか…わからなかった。







でも一つ言えることがあった…




だから…誰が…ヘタレなんだよっ!




「アンタよアンタ」
楽しそうに僕を指さして…





あーそうかい…もう好きにしてくれ…


「何?怒った?」
まだニヤニヤしてそう言う坂田…















なんていうか…これで…




明日からは元通り…なのかな…って









安心した僕がいた

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