ボクと僕。

あーもう…無理…。



毎日のように走ると流石に何とかなると思っていた僕が甘かった…
僕が慣れれば慣れるほど、ハルカの要求するペースはドンドン上がっていった…




で。
今日は(非常に運がよく!)親戚の法事とかでハルカは休みだった










ハルカのいないお昼。今日は坂田だけが僕の席にやってきていた





「ふーん?でもま~…あのハルカ相手によくやるよね。アンタも」

自分で作った。と自慢していた卵焼きを食べながら…



「ま。今日はハルカいないし、ゆっくり休めるじゃん」



よかったねー。なんて軽く言う君も十分、鬼だ…




「ならハルカの代わりに私が一緒に走ろっか?」

コラコラ…いいことを思いついたって顔するな…





今日は…ゆっくり休むさ…


そう言って午後の暖かい日差しに負け、ん~…と伸びをしていると…






坂田さん。とんでもないことを言い出した…






















「そ。じゃあ今日、うち来てね。美味しい物ご馳走するわ」
















…。





なんだそりゃぁ~~~~~!?


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