ボクと僕。
「あ~おっかしぃw」


ケラケラと笑いながら近づいてきたのは…坂田だった


ああ…恨むよ神様…。
なんでよりにもよって坂田なんですか…;





「何?ぼーっとして…あ。どーせまたハルカのことでも考えてたんじゃないのー?w」




そうじゃないよっ…と慌てて弁解を求めるも…

「はいはい。そういうことにしておきましょうか?w」
坂田の笑いの壺はまだ抜けてないらしい…さっきからずーっと笑われてるんですけど…。





だからといって本当のことなんて…絶対…言えるわけがない…





と、坂田が突然…

「あ。ちょっとさぁ今から…買い物付き合ってくれない…?」




え…今ちょうど家に帰るところな…


「あっホントぉ~?付き合ってくれるんだ♪助かるなぁ~♪」


いや…だから…さ…;


「とりあえずアッチね。さぁ!よろしくぅ~♪」







と、僕の話も聞いてくれず…。さっさと先に行ってしまう坂田…











ああ神様…
最近、女子に対して勝てる気がしないのは…男子としてどうなのかな…


しかたなく後を追う自分が悲しいよ…トホホ。。。
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