ピンクの小指
えっ!ちょっとドキドキしちゃうじゃない~
「はい。待ってます」
「オムツのお礼に昼飯でも…、すいの具合にもよるけど…」
「気使わなくていいですよぉ……でも、待ってます」
「いや、気使うとかじゃなくて…。あなたとトモ君とまだ一緒に居たくて…」
「遠藤 翠ちゃーん、診察室に入って下さいね」
「あっ、今行きます。じゃ後で…」
「はい。」
どーしよー。
ドキドキだよー。
病院に何しに来たんだろー。
これってときめいていいのかなぁー。
私も、まだ一緒に居たいなぁ。
あの人とすいちゃんと。
あの人とすいちゃんと、トモ君と私で、4人でいたい…
「あれ?」
「…熱…、下がったみたいです…」
智『アイノチカラデチュ』
翠『ラブラブノチカラデチュ』