だいすきだよ。
三崎翔が仲間思い??マジで?あっでもあたしが三崎翔に2回目に会った時、確かアイツ友達の誕生日プレゼント買いに行ってたんだっけ…仲間思いっていうのは本当かもしれないなぁ。

「そ…そういう所も!」
「にぇ?」

杏の突然の言葉にあたしは素っ頓狂な声を上げてしまった。すると杏は呆れたというような声で言った。

「はぁ‥そのくらい察してよぉ…だから、あっあたしの翔くんの好きな所!!」

杏はさらに顔を赤くした。

「でもいぃなぁ…ハルちゃんは…」

突然杏のテンションが恐ろしいくらい低くなった。

「どうして??」

「だってぇ……ハルちゃん絶対翔くんのモロタイプだもぉん…」

はい?杏、今なんと?

「は?あり得ないから!!何バカなこと言ってんの?杏!!」

あたしはつい感情的になってしまい、言った瞬間しまったと思った。しかし杏は何故か元気になった。
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