イケメン彼氏にご用心!?




やっと帰りだぁ。


今日1日疲れたー。





「白石くんと千帆って仲いいよね♪」




ほのかがニヤニヤしてきた



「本当だよね、付き合っちゃえば?」





「やっやだよ、私はもっと大事にしてくれそうな人がいいもん」



あの人軽そうだし。







廊下を
歩いていた担任の
佐藤先生が私に気付き



「おぉ、浅倉ココにいたのか。これ保健委員のプリント」




プリントを渡された。



「これ白石と書いて出しといてくれ、あいつは保健室にいるから」





なんで
あんなやつと一緒に?

と思いつつも
その言葉はのどに押さえて


「あっはい…」



「じゃ、よろしくな!」



ポンっと
先生は私の肩を軽く叩き
どっかに行ってしまった。




「行ってきな♪」


ヒューヒュー♪と
愛達は私をからった。




「もっもう!!」




なんで
あんなやつと2人で
やらなきゃいけないのよ




保健室まで
ブツブツいいながら歩いた



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