イケメン彼氏にご用心!?





月日はあっという間にすぎ、凍りつくような寒い冬がやってきた。



「ひゃ〜〜、さっむ〜」


両手をすり合わせ
ハァー、っと息を吹き掛ける私。



「そんな薄着してっからだろ」


優介がつっこむ。


ミニスカからは生足が出ている私は確かに薄着。


ちょっとだけ冬の夜をなめてたかも。



けどさぁ……、
やっぱり好きな人の前で可愛く見せたいじゃない?


女の子だったら誰でも思うはず。



それに



今日はクリスマスっていう、すごく重要な日。


だから私は
はりきっちゃったんだ。





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