イケメン彼氏にご用心!?



そういえば今日はなんだかいつもと違って優しい…。

いつもはエロイのに。




「どうしたの?」


「何が?」



暗い夜道に
2人の声だけが響く。




「や…なんかいつもと違うから」



「そうか?どこもちがくねぇケド?」



「いやっ違うし!」



「じゃあどこ?」


なんだか言いにくい…


「えっと…エロ…くな…い」



その言葉に優介がニヤつき始めた。


ちょうど外灯の光で
見えてしまった。



「じゃあお前は俺がエロイ方がいいんだ?」


さっきの自分の言葉に
後悔する私。




「ちっ違う!やっぱなんでもないの!!」




私は早歩きになった。



「なんだよ?」




私ってば
何言ってるのー??





< 30 / 144 >

この作品をシェア

pagetop