イケメン彼氏にご用心!?
優介side☆
学校の帰り道。
俺達はいつものように
2人で帰る。
もちろん、千帆を家まで
送る。
笑顔で手を振る千帆を
すごく愛しく想う。
振り帰って自分の家の方向に歩き始める。
「彼氏くんじゃん♪」
声のした方を向くと
昨日の俺の苦手なやつが
手を振ってこっちにくる。
「見送り?優しいねー」
俺のかんだけど、
こいつは千帆の事好きだ。
俺と同じように
俺と同じ目で
千帆を見ている。
「千帆とは将来を誓いあった中だから」
やっぱり、こいつ千帆の事……
「どーせ、キスまでしかいってないんだろ?」
俺の事を見下すように
見てくる。