イケメン彼氏にご用心!?





「昨日、優介は私じゃない女の人と歩いてたの見たの」





「女の人……?」






「だから私、あきらめる。優介には幸せになってほしいから」






これで私は優介に
全部言ったよ。



もう言い残す事なんてない。






「そっ…それは……!!」




「いやっ!!言い訳なんて聞きたくない…っ」





私は耳を塞いで
図書室を出ていった。








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